サラリーマン時代は、日中あまり株取引の暇はありませんから、デイトレードのように一日に頻繁に売り買いする余裕などありません。結果、投資のスタイルは中期もしくは長期の投資です。デイトレードのように、頻繁に売り買いする専業であれば、別なのかもしれませんが、中長期で行う余裕投資は絶対に必要です。一日株価を気にして一喜一憂していたら、本業がおろそかになってしまいます。忙しい本業をお持ちの方で、株式投資をやる場合は、余裕を持って中長期のスタンスで投資をするほうが、楽しめるのでおすすめです。中長期の投資スタンスを行うのであれば、買った株が値下がりしたからといって、慌てて損切り売却ではだめです。長期株式投資では、株が値下がりしたら値上がりするまで待つとのんびりかまえて値上がりを待つ、これぐらいの余裕で利益を手にする事ができます。この方法には二つの条件があります。良い銘柄の選定、余裕のある資金で行うということです。生活に必要なお金では、絶対にこの余裕は生まれてきません。明日のおかずを買うようなお金では余裕が生まれません。そのお金で投資してしまうと株価が下がってしまった場合、利益を手に入れる事はできません。がまんできなくなるのです。全体的な情勢がよくて、これからが値上がりが予想できたとしても、価株がちょっとでも下がることがあれば売らざるを得なくなりますので、使い道がなく銀行に長期間預けて眠らせておくような余裕資金で投資を行うように心がけましょう。そうしたお金で株式投資をすることで、あなたの心に余裕を持たせ、結果として成功します。
適切な方法を知ること、どうやって良い銘柄を探すのか、目をつけた銘柄をいつ買えばいいのか、またいつ売ればいいのかノウハウのことです。自分で株式投資を行うと決めたのはいいのですが、良い銘柄の選び方もわからない。自分自身の基準もないでは、儲けていくことができません。自分で銘柄を選んでみても、本当にこれでいいのかわかりませんし、自分自身の基準もありませんから、自信もありません。買う時も、よく株価が動いている銘柄がやたらと目にうつり、上がっているものが欲しくなりました。今買わないと乗り遅れるような気がしてしまいます。逆に売る時は、利益が出ているものでも、まだ上がるのではないかと、売る時期を逃すなどあります。自分の中にそれぞれ場面に合わせて、どうすれば儲けることができるのか、そういったルールの設定を行っていないのですね。
これがないと、自分自身の判断に自信がなくなり人の意見やまわりの雰囲気に流されてしまうことにもなりかねません。株式投資は趣味で行っていても、運用のプロと同じ土俵で勝負しなければなりません。そしてプロに勝つための究極の方法は、プロと逆の投資を行うことです。
サラリーマンの株式投資と取引