- 株を買う時の心得
これはあなたの資金量にもよりますが、最初から全部を使わない方がいいと思います。最初は、資金の1/3 か 1/ 2 だけを使うようにして下さい。狙った株が外れた場合や、高値で買ってしまったという場合に、ナンピン買いをするなど、様々な対策をとることができるように資金を残しておくためです。資金を残してさえいれば、株を購入した時に思っていた以上に株価が下ってしまっても、情勢がよければナンピン買いをして、仕込み値の平均値を下げる対策を立て挽回するチャンスを得ることができます。あとは指値(買いたい値段を指定)で買うか、成り行きで買うかを決めて下さい。その時の銘柄や株価の情勢にもよりますが、との株を絶対今買いたい場合は「成行買い」注文、この株をこの値段より安ければ買いたい場合は、「指値買い注文」するといいでしょう。できるだけ買い急がずに慎重に、そして買った限りは自信を持ちましょう。
- 買うチャンスのつかみ方口買いチャンスの基本
投資方法の極意は、「良い銘柄を選んでいれば、株価が下がったとしても、元の株価まで戻ってくる可能性が高い」ということにあります。株価が下がったところを狙い撃ちにします。良い銘柄、つまり「みんなが欲しいと思う銘柄」を買っていれば、例え株価が一時的に下がったとしても、それは割安でお買い得と判断されて、買いが集まります。そうすれば株価はまた元に戻ります。自分がピックアップした銘柄を毎日追っかけて株価をチェックしていると、上がり続けていたものでもある日突然下がり出す場合があります。そういった株は元の株価に戻る可能性がかなり高く、買う絶好のチャンスと言えるでしょう。そのとき、小さく下がるかそれとも大きく下がるか、その大きさでチャンスの大きさが変わります。つまり小さく下がれば小さなチャンス、大きく下がれば大きなチャンスと思って下さい。例えるならバネと同じで、小さく縮んだパネは 小さくしか反発しませんし、大きく縮んだ場合は大きく反発します。
- さらにレベルの高い買いチャンスに挑戦する
「株価が下がったところを狙う」を、基本的な買いのチャンスとして投資を行い、それにも慣れできたら、もう一段レベルの高いチャンスにも視野を広げてみましょう。次の段階として、「将来が有望でまだ、株価上昇が初期状態のところを狙う」 というさらにレベルの高い買いチャンスに挑戦してみましょう。株価が上がる株というのは、つまり業績がいい銘柄ということになります。そういった銘柄をいち早くキャッチして、まだ株価の上昇が初期状態のうちに、買ってしまおうという作戦です。ピックアップした銘柄の過去のチャートで調べたら、現在谷聞を過ぎて上昇中であり、その上昇過程が谷間の深さに比べて、底からまだ少ししか上ってきていない状態だと、上昇の初期状態と言えるでしょう。