【多角化していない会社】
多角化していない会社というのは、第一に投資家側で、その会社が何をやっているのか把握し易いという事があります。何をやっているのか、把握し易ければ、経済情勢の働きによって、その会社にとってプラスに働くのか、マイナスに働くのかすぐに判断でき、投資戦略が立てやすくなります。そして、同じ業界内で、利益率や、売上高利益率などもて、高ければ、恐らくその企業は勝ち組であると判断できるのです。
一方、多角化している会社というのは、確かに、経営者側としては、事業に厚みが出て、1つの事業が傾きかけても、もう一方で支える事もできます。しかし、投資家側からすると、その会社の事業内容が分かりづらいのです。
何を柱として収益を上げているのか、判断しづらいのです。
投資する際は、多角化していない会社の株を買ったほうが儲けやすいのです。
実際、株価の推移を見ても、本業に集中している会社と、いろいろな事業を運営している多角化企業とは、株価の上がり方にも違いが見られます。やはり、本業に集中している会社の方が、株価も上がり易いのです。
多角化していれば、どの事業が不調なのか、とても分かりやすいのです。そうなると、この事業の営業成績はいいけど、こっちの事業は不調だから、といった具合に投資判断が難しくなるのです。
一般的に考えて、その会社の収益の半分以上が、1つの事業から成り立っていれば、その会社は、多角化していない会社だと判断していいと思います。
その会社のホームページをインターネット上で見分けができます。
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