・毎日の株価の動きを記録しよう
ピックアップした10~15銘柄は、毎日の新聞、テレビ、ラジオ等で株価の動きを記録していきましょう。表を作って記録していくと良いと思います。それができない人は、新聞の株式欄を切り取ってファイルにして下さい。また、これらの記録とともに、経済やニュースを毎日書き留めておくと良いでしょう。ニュースが株価にどのように影響するか、理解できるようになります。それを2ヶ月、3ヶ月と続けていくと、ピックアップした銘柄の癖や特徴をつかんでいきます。毎日株価やニュースで株価がどのように変化するのかをつかむのです。
- 突然大きく値が動くとか
- 値動き幅が小さいとか。
- 直を下げる時は小 刻みに下げるとか。
- この銘柄は動かないと、この銘柄が動かないとか。
- 天候、気象状況で動くとか。
- あるいは、この銘柄が動くと、必ず次はこの銘柄が動0
- 季節で動くとか。
銘柄によりますが、株価の動きにはある程度の癖が存在するのです。その癖をつかみましょう。動きや癖をつかんでも、資金があるといって闇雲に買ってはいけません。十分なチャンスを待ちましょう。2、3ヶ月 観察していると、株価の動きだけではなく、他のそれに伴う経済、情勢や政治情勢等が絡んで来て、及ぼす影響など、のよい勉強になります。あせりは禁物です。
そして、その聞に自分の予算で、いけるターゲットに絞り込んでください。まずは、シュミレーションしてテストしてみましょう。何度かタイミング、を計って、買ったつもりになってテストしてみるのです。ここで買ったらどうなるか、いくらで指値と株数を発注したらどうなるか、その買ったつもりになってテストした結呆をふまえて、いろいろ実戦に入りましょう
- 景気の大きな波を味方につける方法
景気には大きな波があるのはごぞんじでしょう昔から景気循環の順番は「ガイ・トウ・ショウ・カン」と、よく言われています。この「ガイ・トウ・ショウ・カン」とは、外需(海外からの需要)・投資(設備投資)・消費・官需・公需の略です。この順番で景気の波が押し寄せるのです。
- 景気拡張期に景気を引っ張る
外需(鉄 鋼・海運 ・自動車・造船・建設機 械 ・電気 機 器 など ) が先行して、外需で力を蓄えた企業が、設備投資(工作機械・精密機械・情報通信)を積極的に行い、国内の経済活動が盛り上がり、景気の本格拡張につながります。やがて従業員の懐も,恩恵を受けて、消費(小売業E・食業・娯楽など)の活性化につながります。それが衰えてきた頃、官公需(土木・建築など)が下支えしながら、次の景気拡張期を待つ循環なのです。
では、今現在(2020.11月末)はどうなっているかを、これに当てはめて見てみましょう景気動向と、鉱工業生産指数とは同じような動きをしているので、それ等から景気動向の現状を判断してみると、現在(2020 11月末)は景気拡張期と考えられます。株価は景気とは半年程度先行しているので、その半年程前を走っているものと思って良いでしょう。現在の株式市場においては、外需関連銘柄が活発に買われており、設備投資関連に移行しています。そして消費関連に移りつつあるかと思います。そして、その先の官公需においては、現在社会情勢から多くは期待できないでしょう。といった状態を読むこときます。株で儲けるヒケツは、業績の良い銘柄を安く買うことです。次にどの業種の景気 が良くなり、業績が良くなるのかを読むことができれば、大きな助けになることは間 違いありません。まさにこの流れを身につけましょう。