すしネタの王様”マグロのお金のヒミツを求め、日本有数のマグロの町青森県大間町を徹底調査!漁獲制限に苦しむマグロ漁師たちが始めた対策にMC有吉弘行もびっくり!さらに、全国のマグロが集まる豊洲市場にも潜入!明日使えるマグロ知識大公開!マグロのプロおすすめの超希少部位に田牧そらちゃんも舌鼓!
出演者:有吉弘行 、田牧そら、 高橋英樹 、ギャル曽根、 池田美優
3億円マグロ 釣った漁師には???円
青森県・大間町には脂が乗った本マグロが回遊していて高値で取引されることから黒いダイヤの異名をもつ。今年の初せりで3億円以上を釣った漁師には推定1億7000万円が支払われるというが、漁にはかなりの経費がかかる。漁船や魚群探知機などの設備を揃えると4000万円を超え、1か月の燃料費は約100万円かかる。マグロ漁だけで生活できる人は1割程度で、ほとんどの漁師はシーズンオフは別の漁で生計を立てている。
将来 マグロが食べられなくなっちゃう!?
マグロの消費量は年々増加しており、その影響で近年本マグロの数はピーク時の20%以下にまで激減、これを受けて水産庁は昨年7月に本マグロの漁獲規制を実施し、漁獲枠を各都道府県に設定した。この影響で大間のマグロは品薄となりスーパーから姿を消したという。さらに漁獲規制の影響で2018年の「大間マグロ感謝祭」が中止となり町の観光にも打撃を与えた。
売り上げを確保するために自主的に始めた「ある努力」とは?
漁獲規制を受け、大間の漁師は売り上げを確保するために魚のブランド化に力を入れるようになった。この方法は「野菜の生産者表示」と同じ手法で、仲介人によると普段の見立てよりも1~2割高くなるという。
カネオくんがマグロの漁獲規制に違反した場合の罰則を紹介。違反した場合、3年以下の懲役または200万円以下の罰金が課せられる可能性がある。
ギャル曽根はマグロが1番好きとコメント。有吉が回転ずしでどれぐらい食べるのか尋ね、ギャル曽根は4人家族で100皿までと決めていると話した。
明日使える!おいしいマグロの見分け方
マグロのお金事情を豊洲市場で調査。豊洲市場では1日約2億6000万円のマグロが取引されている。中央卸売場の小池さんが豊洲市場の最新施設を紹介。高さ42mある冷蔵庫棟はせりや出荷前に魚を一時保管するために建設され、70億円の建設費がかかっている。冷蔵庫棟は5種類の温度で区切られており、鮮度の落ちやすいマグロはマイナス60℃で保存されている。この施設では一度に約2万トンまで保存が可能で、1か月の電気代は約700万円といわれる。水産卸売場では全国各地で水揚げされたマグロが集まり、1日約200本の生マグロと約1000本の冷凍マグロが取引される。マグロ仲介人の山口幸隆さんがおいしいマグロの見分け方を紹介。山口さんは良いマグロは太っていてお腹に厚みがあり、甘皮は白いほど脂があると話。
キーワード本マグロ東京都中央卸売市場水産卸売場棟豊洲市場
本マグロが獲れる場所によって味が変わる1番の理由とは?
仲介人の山口さんによると、マグロはエサによって味が変わり、津軽海峡のマグロは甘く宮崎や勝浦のマグロはあっさりとした味わいだという。
おいしいマグロは??で選ぶ
マグロ仲買人の山口さんは本マグロは穫れる季節ごとにオススメの産地があると話した。
キーワードアメリカボストン沖京都府佐渡島沖新潟県津軽海峡舞鶴沖青森県
スタジオには本マグロからとれる量が約1%の幻の部位「トッサキ」が用意された。トッサキは頭~背中の部位で、筋から身を取り分けるため形が不ぞろいでめったに流通しないという。