「水泳」!競泳オリンピック代表候補を育成する最新トレーニング施設にカネオくんが潜入!東京にいながら高地トレーニングを可能にする技術や「波の立たないプール」って一体ナニ!?さらに!飛び込み競技の「飛板(とびいた)」やアーティスティックスイミングの水着など、知られざる進化を徹底取材!
出演者:有吉弘行 、田牧そら 、松田丈志 、秋山竜次(ロバート)、 高畑淳子
東京オリンピック、パラリンピック。開催に向けメダルが期待されるのは競泳。月2万円で使い放題、トップスイマー注目の最先端プールとは!?
「カネオくんが大好きなので見たいが息子が泣くので冒頭はしばらく内容が耳に入らない」などというお便りが紹介された。松田丈志は北京五輪、ロンドン五輪、リオ五輪でのメダリスト。
第36回コナミオープン水泳競技大会の日本新記録の賞金は500万円で世界新記録の賞金は3000万円。東京アクアティクスセンターは五輪会場として2016年に施工が開始され今年2月に完成。総工費は567億円、屋根を作ってワイヤーで引き上げるというリフトアップ工法で作られた。去年11月にオープンした東京豊洲のトレーニング施設を訪れた。酸素の薄い低酸素空間で高地トレーニングと同様の効果が得られる。低酸素空間は一般の人がスクワットを10回するだけで息が上がってしまうほど酸素が薄いという。オリンピックの本番と同じ環境で練習ができる。
波を立ちづらくするためのプールの進化とは?
波を立ちづらくするためのプールの進化とは?コースロープが波を消してくれるだった。
最先端!???で肌に優しいプール
プールの水は塩素系の薬剤で消毒するが、最先端のプールで使われているのは電解水。電解水とは電圧をかけて電気分解をおこなった水で、このとき殺菌と消毒の効果がある電解次亜塩素酸が生まれる。塩素系の薬剤は不用。電解水は私たちでも購入可能だ。
最先端プールのお金のヒミツ
低酸素環境でトレーニングをするために現役の時の30回ほどアメリカやスペインなどの海外に行ったという。海外での高地トレーニングは1回で300万円ほどかかる。
飛込競技のお金のヒミツ
10mの高さから飛び込む高飛込、2人同時に飛び込むシンクロ飛込、飛び込み板を使って飛び込む飛板飛込などがある。1960年代以前はヒノキなど木製の板が使用されていたが1960年代にはよくしなる&折れにくいジュラルミンの板が登場した。ジュラルミン製の板の登場で演技の幅が広がった。
わずか13歳の五輪代表候補、玉井陸斗選手が紹介。飛び込みは中国が強いが中国の選手が警戒している。
華麗な演技を支える 水着の進化
アーティスティックスイミングの水着の発色が鮮やかになった。昭和初期から盛んになった染め物技法で職人が手作業で1色ずつ染めていく手捺染という染め方が鮮やかな水着を生み出した。
華麗な演技を支える 水着の進化、速すぎて使用禁止になったあの水着
高速水着と話題になったレーザーレーサーを紹介。水着をフィットさせて水着の抵抗を減少させ切るだけで理想の体制に矯正できるレーザーレーサーは北京五輪で25個の世界記録を更新した。しかし2011年レーザーレーサーの使用禁止が決定された。