PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価収益率の事です。
一番よく見る機会が多いのは、PERという指標です。PERとは、投資した資金が回収できるまでの年数を指します。PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、
PERは「株価÷1株当たり利益」
現在株価が、その会社の1年当たりの収入の何倍くらいになるのか、という事がわかります。投資した資金を何年で回収できるかという意味合いもあります。PER 20倍であれば、その会社の株価は、現在のその会社が生み出す利益の20倍の値段で取引されているということが分かります。投資額=株価であり、「その会社1年あたりの収入=1株あたり利益」となります。1株当たりの利益というのは、「利益÷発行済み株数」で計算できます。因みに1株当たりの利益は、EPSといいます。ここで利益というのは、会社の1年間の税引き後の利益のことです。それを発行済み株式で割って、1株当たりの利益を計算、その株価と比較します。
PER=1株当たり純利益÷株価==>数値が小さいと割安株と判断できる。
株式益回り=株価÷1株当たり純利益x100=1÷PER x 100=>株式回りはPERを100で割った、銀行預金の金利のように利回りを捉えている。10%以上を基準にすると成功し易いといわれる。