はじめる株式投資

投資家は自制できず衝動買いで破滅する

“株で儲ける極意はなんだ”と聞かれたら、「安く買って、高く売る」に尽きます。その心理はわからないものでもないのです。確かに、過去、数種刊で一気に10倍、20倍と高騰した銘柄もあります。このように目に前でぐんぐん株価が力強く上昇している銘柄をみていればだれでも「今この銘柄を逃したら、次はないぞ!」と考えてしまいます。冷静な判断ができないまま買いに入ってしまうものです。このパターンは資金を散々へらしてしまいます。今回は大丈夫、そして失敗、そして結局、高値掴み。資金は10%、20%と目減りしてしまいます。株を上達させるためには、この衝動買いを自制しなくてはなりません。個人投資家の中には、パソコンを使った、ネットトレードが普及したおかげで売買が頻繁になり、デイトレード、スイングトレードといった短期売買をする人が大勢でてきました。ネットで売買をしても、別に、短期投資をしなくてもいいのです。デイトレードをしても、高値に飛びつく回数が増えて、たいせつな資金がどんどん目減りするだけです。そもそも、デイトレードで勝つためには、勝率が60%以上ないと勝ち残れません。これは、統計上、出ている数字です。ですが、確率的に考えるとデイトレードを繰り返せば繰り返すほど、勝率は50%に近づいていくのです。大雑把に言えば、丁か半かの博打と同じようにも見えます。ですので、やればやるほど、損失は拡大していくのです。デイトレードというのは、パチンコや競馬で資産を増やそうとしているのと同じ行為なのです。やり方が、ズバリ正しければ、やりようによっては儲かるかもしれませんが、一般的には、胴元が儲かるようなギャンブルと同じ行為で資産を増やそうとしているのです。

スポンサードリンク

-はじめる株式投資
-, ,

Translate »