突撃!カネオくん

NHK 有吉のお金発見 突撃!カネオくん「進化が止まらない“天気予報”のお金の秘密」

進化が止まらない“天気予報”の裏側を徹底調査!5分ごとの天気がわかる「5分予報」や予測困難だった「ゲリラ豪雨」も察知することが可能に!その驚くべき予測の仕組みに、MC有吉&そらちゃんもビックリ!さらに天気予報がアイスの売り上げにも貢献しているという事実も!その意外な秘密が明らかに!

出演者:有吉弘行、 田牧そら 、眞鍋かをり、 山崎弘也(アンタッチャブル)、 高橋英樹

天気予報は3時間ごとの予報が一般的だが実は去年の夏からは5分ごとの予報が登場した。今回は進化し続ける天気予報のお金のヒミツを徹底調査。

気象業務法の改定により1995年から民間会社も天気予報の発表が可能になり、今では60を超える民間企業が参入し新たなサービスが生み出されている。民間気象会社の天気予報は気象庁の衛星写真や観測データをもとにし、独自のデータや自分たちなりの予測を加えるという。ここを詳しく知りたいといった細かいニーズにこたえる天気予報という。

5分ごとの天気予報

お天気アプリの有料サービスの一つで一ヶ月の利用料は360円。5分先の天気がどうなるのかが見られるという。カネオくんは「たしかにこれなら洗濯物をいつ取り込むか決めるのに役立ちそう」

250m四方の雨雲レーダー

250m四方の雨雲レーダーについて紹介。雨雲レーダーのページを見ると、今の雨雲の様子が見られる。1年前までは1km四方だったのが、拡大することができるので250m四方で予測できるようになったという。3時間先まで250m四方で予測できるようになったのが昨年からとのことだった。

進化するピンポイント天気予報

ピンポイント天気予報ができる理由として観測機の多さがあるという。気温や雨量などの観測機を全国になんと1万3000か所も設置。さらに予報の精度を上げるためAIを導入し、過去3年間の雲の動きをAIに学習させているという。また近年、力を入れている取り組みとして ゲリラ雷雨防衛隊本部という部署があるという。

解明!ゲリラ豪雨の意外な予測方法

ゲリラ豪雨は短時間で狭い範囲に激しく降雨で原因は積乱雲。その積乱雲は発達スピードがはやく予測が困難とされていたが、気象予報士の金城さんによるとある情報を予測に組み込むことでゲリラ豪雨の約9割を約1時間前に予測することが可能。

これまで困難とされていたゲリラ豪雨の予測を可能にした情報とは?

予測の様子を見せてもらうと地図上にたくさんの写真があり、全員にいる隊員たちにモクモクした雲の写真を送ってもらっているという。衛星写真などからゲリラ豪雨の発生地域をおおまかに割り出し、その地域にいる会員に雲の写真を撮影依頼している。そこで積乱雲の発達をリアルタイムで把握できるようになり、予測精度が飛躍的に上がったという。正解は「現地の人に撮ってもらった雲の写真」だった。

ゲリラ豪雨予報は当たるのか!?

宇都宮でゲリラ豪雨があるか検証するため、12:51宇都宮駅に到着した。13:49ゲリラ豪雨のアラームが発令。金城さんは続々と寄せられる写真を分析し、宇都宮インター付近が怪しいという。現場に駆けつけると本当に雨が降ってきて金城さんの予報が当たった。

ゲリラ豪雨の意外な予測方法

ゲリラ雷雨防衛隊本部には会員への報酬はなく、実際の会員に話を聞くと「お役に立てればと思い始めた」とのことだった。いつのまにか天気予報は見るだけでなく参加する時代になった。

ゲリラ豪雨の意外な予測方法/突撃!天気予報のお金のヒミツ

ゲリラ豪雨の予測方法はアプリ内で会員さんから雲の様子をリアルタイムで送ってもらう。眞鍋さんは「5分ごとの天気予報が出るっていうのは洗濯物に大助かり」と話していた。天気予報を見て雨が降りそうだと最初から部屋干しにするが、5分予報ならばギリギリまで外でいけるという。また高橋さんは2013年の隅田川花火大会では中止になったため花火なしの花火中継だった

天気予報でモナカアイスの売り上げ予測

気象会社は企業のニーズに合わせた観測データや天気予報を提供しているが、天気を使ってアイスの売り上げ予測をしている会社がある。アイスメーカーの営業本部課長によると、チョコモナカという商品は天候だとか気温に左右されやすいとのこと。作りすぎて売れ残るとパリパリ感を失ってしまうが、生産量が少なすぎると品切れとなるため、生産量の調整に頭を悩ませてきた。
2017年からアイスメーカーは民間の気象会社とタッグを組み、気象データをもとにチョコモナカアイスの需要と天気の関係を解析し、生産量決定に役立てた。パリパリ感のあるモナカを全国に安定供給できるようになり、2018年売り上げは1億5000万個以上、約190億円の売り上げだという。また気象会社はSNSの「つぶやき」の集計データを、商品の売り上げ予測に組み込んだ。

天気予報のお金のヒミツ

食品業界では天気予報が売り上げを大きく左右するという。気象会社からの売上予測をもとに肉の切り方を変えたことで売り上げ10%以上増加したというお店もある。天気や気候から客の動向を読み売り上げUPにつなげる手法はウェザーマーチャンダイジングと呼ばれ、利用する企業が増え続けている。

天気予報の売り上げ予測についてスタジオで話題になった。眞鍋さんは「いろいろな業界に当てはまりそう」と話し、また有吉さんは「ドラマ業界とか取り入れたほうがいいかも」高橋さんは100人ぐらい連れてって、馬も連れてって、豪雨となったら1日何百万円か損失だ

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